ここでは、庭木の支柱の掛け方について紹介します。 ※支柱とは竹やパイプなどのまっすぐな棒を指します。 幹が曲がっていたり角度を変えたい場合に支柱に沿わせて 庭木の形を矯正します。
もちろん女性でも簡単にできる作業です!
用意するもの ・軍手 ・ハサミ ・ひも(できれば腐る麻縄がベスト)
途中から曲がっている庭木や不安定で倒れそうな木 幹の角度を変えたい木などです。
写真の木は、まだ幹が強くなっていないので曲がっている状態です。
植木を起こしたい角度に支柱を立てます。
まがった方向に支柱が引っ張られる場合は、幹とクロスさせて 支柱を立てることで、支柱の強度が増します。 支柱は、深く差しこむようにしましょう。
等間隔に上まできちんと結びます。 上の方は細くなりますので、園芸用のゴムなどが望ましいでしょう。
これで完成です! 支柱は1年程度ではずすことができます。
ちなみに、幹の太さに合わせて支柱の太さも帰るとよいでしょう。
細い幹の木には、風に揺れるくらいの支柱がベストです。 風に揺られて幹に筋肉がつき強くなるからです。
いつまでも頑丈な支柱につけておくと、幹がいつまでもなよなよして しまう場合があります。
株立ちの雰囲気を支柱で変えることもできます。 たとえば右の写真のように真ん中に幹が集中した株立ちを 少し広げて優雅な樹形にしたい場合。
外側に広がるように支柱を立てます。
このとき、できれば支柱の根元を株の内側に入れるようにしましょう。 そうすることで足元がすっきりとし、支柱をした後でも 美観を損なうことはありません。
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