株立ちとは
株立ちとは、木の根元から複数本、幹が立ち上がっている樹形のことを指します。
株立ちの対義語として、1本の幹の単木(単幹)があり、こちらは並木道などにある樹形を想像してもらえればわかりやすいかと思います。
株立ちは、「本株立ち」と「寄せ株立ち」に分かれます。
本株立ちとは、1本の木を根元から切り株にし、そこから幹を複数本立ち上がったものをいい、寄せ株立ちは、苗木の頃に何本か寄せて植え株立ち形に仕立てたものです。
今回は、寄せ株立ちの作り方をご案内します。
株立ちの作り方
庭木として人気の株立ち。欲しい植木の株立ちが無い!となると、とても残念ですよね。
そんな時は、株立ちを自分で作ってみませんか?実は簡単に作れちゃうんです。世界であなただけの株立ちを作ってみましょう!
準備するもの
・苗木3∼5本
・シャベル
・培養土(グリーンロケットの土「優」もしくは「育」)※
・化成肥料(市販のもの)※
・剪定ばさみ
・水
※あったほうが良いもの
1、穴に苗木を入れます。必要に応じて、培養土と化成肥料も入れます。
培養土は掘った土の半分程度、化成肥料は2つまみ程。
2、土をかぶせながら、穴の周りに土手を作ります。この土手を作るというのが大事です。
3、土手がひたひたになるまで水を注ぎます。この時に苗を揺らしながら、穴の中の空気をボコッボコッと抜きます。そうすることで、穴の中の水と土を行き渡らせ、空洞を無くします。
コツは、苗を大きく揺らして十分に土の中の空気を抜くことです。
水と土が混ざった泥水を穴の中に隙間なく送り込んであげましょう。
4、空気が抜けたら、水が引く前に株立ちの形を整えます。この時、上が広がるように整えるときれいになります。
5、水が引いたら、土をかぶせて根元の土を手で固めるように押します。これで形が整いました。
6、仕上げにお好みで下の方の枝を切ります。足元がすっきりとして上で広がる樹形に育ちます。
7、たったこれだけで、あなただけの株立ちが完成です!とっても簡単です。
3分でできる!株立ちの作り方動画を公開していますので、是非ご覧ください!
果たして本当に3分でできるのか??
是非チェックしてみてください。
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