しとしと降る雨によく似合うアジサイ。

古くから日本で愛され

梅雨の時期を美しく、しとやかに彩ってくれます。

アジサイは大きくなりすぎる心配もなく、

少し知識を持つだけでも育てることができます。

植え付けから3年程度は何もしなくても大丈夫です。
青系の花は土のPHの度合いによって青~紫へと色が変化します。

アジサイの株が大きく育ってきたら、
好きな大きさに切り詰めることができます。
剪定の期間は花が終わってから7月の末までです。
株が扇形になるよう好きな場所で切ることができます。
コンパクトにしたい場合は
11月末頃に剪定を行うと良いでしょう。

剪定によって、翌年たくさん花を咲かせることも可能です。
その場合にはポイントが3つあります。

①その年花をつけた枝(茎)は翌年花を咲かせないので大きく切り詰めるか適度な場所で切る。
②その年花をつけなかった枝は、切らないか2~3節下で切る。※その際、脇芽のあるところで切る。
③剪定は7月末までに行う。

アジサイの種類は大きく3種類の形に分類されます。
共通する特徴として、青系の花は土壌のPHによって赤~青への変化を楽しむことができます。

①本アジサイ
 定番のアジサイで、てまり型の大きな花が特徴です。
 本アジサイ、西洋アジサイなどがあり総称してアジサイと呼ばれています。

②ガクアジサイ
 花びらが丸く並んだような形のアジサイです。
 花びらのようなものがガクで真ん中の小さく細かいものが花びらのためガクアジサイと呼ばれています。

③ヤマアジサイ
 ガクアジサイと同じガク咲きですがガクの数が少ないです。
 雑木のお庭によく合います。土壌環境や気候などで花形が変わることもあります。

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